昨年(2022年3月)コストコで買っていたバーボン3種を呑み比べてみました。
過去にカークランドブランドで7年熟成のスモールバッチのバーボンがあったが、蒸留所名は明かされて無かった。
アメリカのFBのバーボンのグループの書き込みを見るとジム・ビーム蒸留所らしい。
他にシングルモルトやブレンデッドの長期熟成のウイスキーもあったが蒸留所は分からなく、ボトラーだけ表示されていたりとカークランドシグネチャーのウイスキーはシークレットばかりだった。
今回呑んだのはバートン1792蒸留所製。
カークランドブランドだが蒸留所がハッキリと表示されている。
コストコへ行くと必ずウイスキー売り場を覗くが、ボトルド・イン・ボンドのアルコール度数50%を見て迷わずにカートへ入れた。
数週遅れて店頭に並んだスモールバッチとシングルバレルもすぐにカートへ。
コストコ(和泉倉庫店)にはボトルド・イン・ボンドが一番先に店頭に並び、少し遅れてスモールバッチとシングルバレルが並んだ。
シングルバレルは入荷数が少なかったのか速攻で売り場から消えた。
スモールバッチとボトルド・イン・ボンドはしばらく残っていたが、それらも夏までには売り切れたと思う。
スモールバッチは2,558円也。
700ml換算で1,790円。
ボトルド・イン・ボンドは3,258円也。
700ml換算で2,280円。
シングルバレルは3,898円也。
700ml換算で2,728円。
3種共700ml換算だと安く、更にアルコール度数を考えるとかなり安いんじゃないだろうか❓
きっちりと封緘紙が使われている。
ラベルの下にまたラベルが。
スモールバッチなのに一番安い。
アルコール度数は46%。
やっぱり40%よりアルコールが濃い方が美味いと思う。
一番最初に買ったボトルド・イン・ボンドはアルコール度数が50%。
これを見るだけでも美味く見える。
マスターディスティラーのダニー・カーン氏のサインがある。
シングルバレルはアルコール度数が60%でノンチルフィルター(無濾過)。
それなのにこの価格❗️
グラスに注いで並べてみた。
アルコール度数に応じて色が濃くなってる。
まずスモールバッチから。
美味い。濃くてフルーツ感と樽の香りとスパイシーさが良い。
次はボトルド・イン・ボンド。
スモールバッチよりアルコール度数が高いがツンツンせずに更に濃くなった感じ。
これも美味い❗️
最後にシングルバレル。
アルコール度数が60%もあるとは思えない呑みやすさ。無濾過のおかげか一番樽のエキスが濃厚で味が複雑。一番美味い‼️
味を上手く表現する他のブロガーさんみたいに表現出来ないのが申し訳ない。
チェイサーは冷えた炭酸水。
やはり一番美味かったのはシングルバレル。
もっと買っておけば良かった。
再販はしないのだろうか❓
コストコのカークランドのウイスキーは長期熟成が18年、20年、22年、24年とラインナップされていたが今は20年のシングルモルトだけ。
それもいきなり2,000円も値上げで8,980円もする。まあ、20年熟成で8,980円はかなり安いのだが。
カークランドのウイスキーは店頭から消えても終売なのか、また再販されるのか一切アナウンスされないから分からない。
FBのバーボンラヴァーズのグループの書き込みを読むと、カークランドのバートンのバーボンはそんなに多く生産されなかった感じがする。
特にシングルバレルはかなり少ないようで探し求めてる人も居る。
真偽のほどは分からないが、バートン1792蒸留所はコストコ向けの生産を止めたとの書き込みも有り(コストコの店員から聞いたらしい)、もしそうであれば再販は無いだろう。
FBのバーボンラヴァーズのグループ内でも非常に評価が高いだけに残念。
店頭で見て「これは良い❣️」と思ったら迷いは禁物だ。
ウイスキーは適切に保管すればかなり長期間保存出来るから資産みたいなもの。
世界的なウイスキーブームを背景に長期熟成の原酒が不足しているから今後も値上げが続くんだろうな。
もう1,000円以下で買えるバーボンは無くなってしまったし。