たんたぬたっきーの日常

ヤフーブログから引越して来ました

ワインディングロード

7月14日AM10:30過ぎに、ホーネットと共に当てなく走り出した。
ホーネットを買ってから、京奈和道路を走って奈良方面や泉南地域をウロウロ走ったりしていたが、まだあまりカーブを走ってなかった。
和歌山は山と川と海しか無いが、自然と全国的にシェアの高い農産物に恵まれた地域だ。

和歌山市から南下して行くと曲がりくねった山道が続きます。
走っている途中で、「高野龍神スカイライン」に行こう!と決めました。




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県道19号線です。
和歌山は木の国だから木が多いです。




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左側は山の斜面です。
ガードレール? そんなの有りません
(ガードレールや路肩を表示するポールがある箇所もありますよ)




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僕以外は誰も居ない。




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こんな道が続きますが、途中で舗装が良くなったり、更に悪くなったり、人家があったり、農家の人の軽トラやスクーターが出現します。




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国道480号です。
県道19号線とは比較にならない走り易い道です。
和歌山県には酷道と評される国道425号があります。
和歌山県にお越しの際は是非走って下さい




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有田川を左側に清水を目指します。清水から高野龍神スカイラインに上がります。昔は有料道路だったこの道、清水からは無料で乗れたのでした。




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いきなり高野山の写真です。
高野山の入り口にある大門です。




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暑さのせいか、時期が悪いのか観光客の姿は少なかったです。


高野龍神スカイラインを2往復走りました。走るのが楽しくて写真を撮っていません!
1994年にホンダBROSで来たのが最後(自動二輪での話)なので24年振りです。
多くのライダーが走りに来ていました。
すれ違う時に手を振ってくれます。昔はピースサインだったのだけどね。

女性ライダーも少ないながら走っていました。昔はもう少し多かったような気がします。

若者のクルマ離れが話題になって何年か経ちますが、バイク離れはもっと深刻らしいです。
日常の足なら原付(今は125ccが人気あります)で充分だし、趣味性の高い自動二輪は売れないのは分かります。
レプリカやスーパースポーツのブームが去って、ネイキッドの時代になった90年代には既にバイク人口は下降し始めてたようです。

さて、今回走った高野龍神スカイライン今までに何人ものライダーが命を落としています
僕はもうそんなに若く無いから無茶な走りはしません。
昔1000ccのFZRで走りにに来た時はその圧倒的なパワーに翻弄されてアクセルを全開にする事はあまり無かった(要するに下手)のだけど、250ccのホーネットはとても楽しめました。
CBRのエンジンなので高回転なのですが、昔友人が乗っていた90年型CBR250RRはレブリミットが20000回転近かったような記憶があります。
それでも甲高い排気音を轟かせながらカーブを走るのは楽しい。
決してセンターラインを越える走りはしませんし、センターを割って走っているバイクは1台も見ませんでした。
自転車を追い抜く為に思いっきりセンターラインをはみ出してきたクルマや何故かカーブを逆走に近い部分まではみ出していたクルマを見ました。
事故=大怪我(あの世行き)を自覚しているライダーと、鉄板に守られたドライバーの意識の差なのだろうか?
公道なので他人に迷惑をかける走り方は絶対駄目です。
リーンウィズでもハングオンでも自分の力量をよく理解して走るべき。対向車がセンターラインを割ってくる可能性もあるし、ブラインドカーブを抜けた瞬間に停車しているクルマがあったり、路面が濡れていたり砂が浮いていたりする場合だってある。

夕方17:30頃帰ってきました。
途中ガソリンを入れる為と写真を撮る為と水分補給する為に数分停まっただけで休憩らしい休憩はしませんでした。連れが居ないからほぼぶっ通しで走ってました
帰ってきてからリアタイヤを見ました。端がまだ1センチぐらい残っています。製造中止になって11年。最終型を買ったのだけど古いタイヤはやはり怖い。ひび割れや劣化は目視では分かりませんが、タイヤ自身硬化している可能性があるのでカーブは無理せずに走ってます。
タイヤを替えたら無茶な走りをするかって?
しませんよ!



追記
7月17日12:42

今朝、出勤途中の車内で悲しいニュースを聞いた。
ラジオから聞こえて来た内容は、昨日、高野龍神スカイラインで大阪から来ていた46歳の会社員の男性が運転するバイクが単独事故を起こし、路外へ放り出されて外傷性ショックで亡くなったとの事。
46歳なら奥さんや子供がいるのかも知れません。
無理せず、スピードは控えめで常に「見えないカーブの先には対向車があるだろう。砂や埃が浮いているだろう。対向車がセンターを割って向かってくるだろう・・・」と予測しながら走らないと駄目だと思う。
そんな予測ばっかりだったら息苦しくて走りを楽しめないと思う方もあるかもしれませんが、事故で半身不随になってしまったり、最悪あの世に旅立つ結果になったら遅いのです
周りに流されず、自分の能力を過信しなければ充分安全な走りが楽しめるはずです。