外構工事 34日目(4月28日木曜日 夕方)
毎日、出勤前と帰宅後にコンコンとレンガの表面のモルタルをはつっています。
啄木鳥(キツツキ)を飼っているかのようにコンコンコンコン音が鳴り響いていました。
総作業時間、約3時間で全てのレンガの表面を叩きました。
目地を叩くと陥没する部分がまだありました。
陥没した周辺を叩いて空洞になっている部分を探します。
レンガの割れた部分もモルタルが流れ落ちていて隙間がありました。
暗くなる前に作業が終了しました。
翌日の夕方にまた目地にモルタルを流し込みました。
外構工事 35日目(4月30日土曜日)
今日は通院の為に会社を休みました。
通院の為よりも外構工事の続きの為と言った方が正しいかも?
今回も撮影が失敗です。
全体的に真っ白な写真が多かったです
これはディスクグラインダーに5本の延長ケーブルを繋ぎ合わせている画像です。
これはディスクグラインダーで削る前の画像です。
真っ白で何か分かりませんね。
コンクリート用の砥石を2枚購入しましたが、1枚で充分でした。
砥石の状態を見るとまだまだ使えます。
これはディスクグラインダーでレンガの表面を削ったものです。
これはこげ茶色のレンガですが、表面のモルタルを削り取っても白いです。
白華とかエフロとか言われる現象です。
レンガ積みなどは、施工直後はキレイでも雨に濡れると灰汁が溶け出して白く粉を吹く事が多いそうです。
以前、水軒の社長がレンガが白くなった時は塩酸を使ってレンガを洗うと良いと言ってました。
「何もそこまではなぁ~」と思っていましたが、あまりにも真っ白だったので酸洗いをする事にしました。
塩酸が無ければサンポール(トイレ用洗剤)でもOKとの事。
酢でもクエン酸でも良いそうですが、薬局で塩酸を購入しました。
薬局で500円也。劇物なので印鑑が必要です。
塩酸を使うのは久しぶりです。
硫酸より激しくないので安心ですが、油断は禁物です。
倒れても良いようにバケツの中に容器を立てます。
色の比較の為、乾燥しているレンガの表面に塩酸を塗ります。
「シュワー」とガス(二酸化炭素?)が発生して色が変わりました。
鼻にツンと来る臭いはキツイです。
風向きに注意
比較画像です。
左のレンガは真っ白でコンクリートと同じように見えます。
筆で全部のレンガを洗う訳にはいかないので、塩酸を水で4倍に薄めてからデッキブラシで擦りました。
レンガには予め水を流しています。
ブラシでゴシゴシと擦ります。
白くなっているレンガに水をかけると、元のこげ茶色が復活しますが乾燥するとまた真っ白になります。
これは乾燥しかけの画像です。
このように乾燥してくると白くなります。
これは塩酸で洗ってから水で洗い流した状態です。
このようにこげ茶色が復活しました
白華現象で白くなったレンガも
塩酸1本で御覧の通り。
ついでに白いレンガも酸洗いしましたが、あまり変化が無かったです。
このこげ茶色のレンガは駐車する時の間隔を分かりやすくする為の物です。
白いと意味がありません。
塩酸で処理したレンガは乾燥してきても白くなりません。
今後、雨が降る度に白っぽくなるのだろうか?
それとも水酸化カルシウムが洗い流されてこげ茶色を維持できるのだろうか?
雨が降って濡れる→晴れて乾燥する、を繰り返すと白くなる事があるらしい。
庭からレンガを見ると。
横のラインのレンガは、グレーを採用したかったけど予算の都合で白になりました。
やはりグレーの方が良かったか?
木綿豆腐のような表面です。
こげ茶と白のタイルが交差する部分です。
素人丸出しの甘い施工です。
レンガを採用する前の考えでは、LEDを仕込んだガラスブロックを嵌めて夜に光らせたかったが、予算的+派手過ぎで諦めました。