レグナムのエアコン洗浄

毎年、夏が来るたびに憂鬱な気分になっていた「カーエアコンの悪臭」

臭いだけならマシだけど、カビの胞子を撒き散らすとも言われるから健康にも良くないはず。

 

エアコンの送風が弱かったり、外気を導入したりするととても臭い

 

長女が生まれた時、エアコンの消臭剤（助手席の足元に置いて、スプレーを噴射させてから閉め切り、バルサンのようにしてエアコン内部を消臭する薬剤）を試していますがあまり効果が無かったです。

 

15年6ヵ月以上（走行距離17万㎞以上）走った愛車のエアコンクリーニングです。

 

 

 

 

パッと見はキレイだが結構汚れている我が愛車。

 

 

 

 

レグナムのエバポレーター（空気を冷やしたり暖めたりする機器）はグローブボックスの裏側にあります。

 

 

 

グローブボックスの中は車検証や折りたたみ傘等色々入っていました。

 

 

 

 

グローブボックスの中身を全て取り出すと。埃が・・・

 

 

 

 

工具無しでここまで外せます。後はネジ2本を外すだけです。

 

 

 

 

グローブボックスの奥です。

 

 

 

 

この黒いプラスチックの中にエバポレーターが入っています。

レグナムにはエアコンフィルターは存在しません。

 

 

 

黒いプラスチックの下部にコネクタが付いていて、そのコネクタに接続されている部品を外すとこんなのが出てきました。

結構汚れています。

 

 

 

 

外した部分から内側を覗くと、エバポレーターが見えました。

 

 

 

 

新居に移る前から我が家に存在しているエアコン洗浄スプレー。

何年前に購入したのだろうか？

 

 

 

本当はエバポレーターを取り外して洗いたいところだが、とても面倒で難しいから隙間からエアコン洗浄スプレーを噴射する方法を採用。

 

しかし、隙間は先ほどのコネクタ部分の部品の隙間だけなのでとても小さくてスプレーするのも困難。

 

なので、空気清浄機を取り付ける時に切り取る部分をPカッターで切除しました。

 

 

 

 

これでスプレーし易くなりました。

 

 

 

 

切り取ったプラスチックとPカッター。

このPカッターは30年以上使っているかも。

 

 

 

 

開けた穴からエアコン洗浄スプレーを噴射！

噴射されてエバポレーターに付着した洗浄液は「シュワー」と弾けています。

 

 

 

 

噴射した液は車体下部のドレンから排出されます。

 

 

 

 

汚れています。

ブラシで擦って洗浄液を吹き付けるともっと真っ黒な液体が排出されるはず。（家庭用エアコンで体験済み）

 

 

 

ブラシが届きにくい場所なのでブラシは使いませんでした。

もう一本手元にあったので追加で噴射！

 

 

 

 

ブラシで擦っていないからあまりすっきりしないが、結構キレイになった。

 

 

 

 

切り取ったプラスチックを元に戻してプラリペアで接着。

しかし、このプラスチックはポリプロピレン製みたいなので（プラリペアでは接着できない）ポリプロピレン用接着剤を塗ってから適当なボール紙で補強しました。

 

 

 

 

その上から布テープで密着させました。

 

 

 

 

エバポレーターを洗浄してから芝刈りしました。

1時間40分後、早速送風で試してみました。

 

見事に悪臭が消えています。

（ルーバーに鼻を近づけるとほんの少しまだ臭うが・・・）

 

 

 

オドメーターは173872㎞。

地球を4周以上回っています。

 

 

 

 

送風で確認した後エアコンを作動させました。

エアコンの効きが少しよくなった感じです。

 

午後は結構まとまった雨が降りました。

午前中にエアコン洗浄と芝刈りが出来てギリギリセーフ。