最近、嫁さんがシロアリを見かけると言っていた
。
。昨日の夕方、リビングのステップ付近で死んでいる「羽アリ」を発見。
シロアリなのか木に害の無い羽アリなのか判断出来ません。

リビングの掃き出し窓の下で死んでいました。コイツは木を食べるシロアリの仲間なのでしょうか?
我が家の防蟻方法はノンケミ アリダン工法です。
ガラスの細かい粒でシロアリが「入れない」「かじれない」「運べない」ようにしています。
薬剤を使っていないので体に優しく、また薬剤と違い長期間効果が持続します。

[画像は2010年7月11日のブログから転載]
これは上棟2日目のノンケミ アリダン工法で施工された画像です。

[画像は2010年7月11日のブログから転載]
このように細かいガラスの粒がシロアリが進入しそうな部分に盛られています。
盛ったあと硬化剤がスプレーされて表面が固まっています。
気になるので床下に潜ってみました。
6ヵ月点検では床下を覗き込んだだけだったので床下全体の点検は出来ていません。

脱衣所にある床下収納の蓋です。
床下への侵入口です。

洗剤類がギュウギュウ詰めです。


床下には補修用のタイルが保管されています。
同じロットでないとタイルの色に差が出るから、我が家に使われているタイルと同じロットで焼かれたタイルです。

バスルームの下です。
ガラス粒が茶色に見えます。

[画像は2010年7月23日のブログから転載]
バスルームが設置される前の画像です。木屑が沢山集まっていました。
ここだけ木屑が異常に多かったです。ここで木材の切断作業をしていたのかも知れません。

掃除されていると思っていましたが、ほうきで掃いただけのようでガラス粒の中の木屑は取りきれていませんでした。
掃除機で吸い取ってやろうかと思いましたが、硬化しているはずのガラス粒が何故かサラサラ・・・

このまま掃除機をかけるとガラス粒まで吸い取ってしまう


シロアリを呼び寄せそうな木屑です。


基礎が濡れているように見えるのはガラス粒を固める為の硬化剤です。

画像中央のガラスを盛った部分が陥没しています。
ガラス粒を施工した時点では問題無かったので、多分バスルームを設置する時に押し潰してしまったと考えられます。

配水管の周り部分はこのようにサラサラです。
久しぶりに監督に電話して対処を依頼しました。

[画像は2010年7月11日のブログから転載]
このノンケミ アリダン工法は、ガラス粒(ガラスをリサイクルしたガラス片)を盛った後に硬化剤をスプレーして固めますが、表面のみ硬化しているので踏んだりすると簡単に崩れます。
なのでバスルームの下のガラスは硬化後に踏まれたか動いた(排水管)かしたりして崩れたと想像できます。

ちなみにこれはバスルームの下部です。

青は水道水。オレンジは温水です。

洗面所の配水管と基礎の水抜き用の穴です。
両方共、表面がキチンと固まっていました。

ミニマグライトで軽くコンコンと叩いても全く問題ありません。

ヘッダーです。
点検口のすぐ下にあるので、トラブルが発生してもすぐに対処出来ます。

いよいよ未知の領域へ


1階のトイレ部分です。ここも木屑が溜まっていました。
ガラス粒は問題無し


何処か忘れましたが、シロアリの進入する可能性がある部分はこのようにキチンとガラス粒が盛られています。
ここもガラス粒に問題無し。

基礎のベース部分と立ち上がり部分の継ぎ目からシロアリが侵入する事があるそうです。

水道のホースはキッチンに延びています。

ここは何処か忘れました。
配水管の周りのガラス粒は盛りが少ないように見えますが、表面はしっかり固まっています。

フラッシュを焚かずに撮影。
このような感じで進みます。
ライトを消すと真っ暗です。

キッチンの配水管です。こちらも問題無し。

水抜き用の穴です。
ここも問題無し。

キッチン下部です。
水道、浄水器、食洗機用の配管が見えます。

この水道ホースは2階のベランダまで延びています。

やっとリビングまで到着!

鋼製束が並んでいます。

この狭い場所は・・・

[画像は2010年6月12日のブログから転載]
リビングの南西の角部分です。

表面はしっかりと固まっていますが、指で押すと少し凹みます。
強く押すと簡単に崩れそうです。
ここも問題無し。

玄関ホールの下、北側部分です。
ここで基礎のひび割れを発見

細い亀裂です。問題無いのだろうか?

同じく玄関ホールの南側にも亀裂が

何時ひびが入ったのだろうか?
補修の必要があるのだろうか?

鋼製束はコンクリートにウレタンで接着されています。

床下の断熱材は施工を見れなかったので、今回初めて断熱材の固定方法を見れました。

このように根太に金具を打って断熱材が落ちないようにしています。
ここはちょっと隙間が開いてる


リビングに戻ってまた撮影。
ここはリビング西側です。ガラス粒に問題無し。

これで床下を全て点検しました。
見かけた虫は「蜘蛛」「ダンゴ虫」だけでシロアリは全く見かけませんでした。
蟻道も無かったので一安心です

が!
ここから戻るのは一苦労


匍匐前進しながら進んでいると左側に抜けれそうな道を発見。
近道できると入ってみると・・・

入ってみると行き止まり

しかも中ぐらいの大きさのゴキブリを発見

入るんじゃなかったと思いながらシロアリが居ないか点検して脱出。

急に思い立って床下へ潜り込んだからTシャツに作業ズボン。
左手にミニマグライト、右手にデジカメ。頭は帽子。
次回は長袖のシャツを着て肘当ても着けよう。
匍匐前進で移動したのでガラス片で腕を切りそうになりながらの作業でした。

基礎パッキンの効果か、床下はひんやりしているが乾燥しています。

バスルームの下が見える。
もうすぐゴールだ!

保管しているタイルの箱が見えてきた。

遂にヘッダーまで到着。

見上げると、基礎パッキンが崩落した山の斜面に残った線路に見える。

やっと点検口まで辿り着きました。

お風呂が見える。

手前から脱衣所、洗面所、食品棚、キッチンが見えます。
結果は、幸いシロアリはいませんでした。
次回潜る時は、
・長袖のシャツ&肘当て。
・ヘッドランプと予備のライト。(万が一、点検口から一番遠い場所でライトが故障したら悲惨)
・スケール(ひび割れの大きさを測る為)
・マルチプライヤー系の工具
・充電式のハンディクリーナー(木屑を吸い取る為)
を準備してから潜ろうと思います。