たんたぬたっきーの日常

ヤフーブログから引越して来ました

Hello Hornet

5月21日に納車されたホンダ・ホーネット。

PCXを購入してから早5年。
自動二輪を売却して車だけの生活になって約23年が経ってしまいました。
PCXはガソリン代節約の為という大義名分がありましたが、原付で無い250ccは完全に趣味の乗り物なので「贅沢は敵」と買えませんでした。
かつて1000ccのFZRに乗っていた時は、バイクしか所有していなかったから趣味では無くて完全な実用バイクでした。
通勤も買い物も遊びも旅も全てこの1台でした。だから贅沢では無かった(ある意味贅沢?)はず。

きっかけは昨年のヤフーのニュース。
ホンダが新型CBRを発売との記事を見たのがきっかけでした。
「おお~!やっぱりカッコいいな!」と80万円近い価格設定に驚きながら記事を読み進めると「直列2気筒」の文字が・・・?
「何故4気筒では無いのだ」と色々と調べると情報が多く入って来ました。
排ガス規制や燃費、開発コスト等々の問題で250cc4気筒バイクは2007年のホーネットを最後に新車の開発も販売も休止(実際は終了だろうな)状態らしいです。

昨年から機会がある度に中古を見ましたがやはり高い。
製造が終了してから10年経っていたけど、中々値が落ちずに維持している。やはり希少価値みたいな感じで値が落ちないんだろうな。
ヤフオクを見るとまさにピンキリ状態。
バイク屋の主人も「ヤフオクだけは止めておけ」と言う。
お客さんでヤフオクを通じて買って後悔している人が何人かいるそうです。
実際に現物を確認して買える人はいいけど、画像と説明文だけを頼りに購入するにはやはりリスクが高いと思います。

今回購入したのはヤフオクを通じて
「おいおい!」との声が聞こえてきそうですが、現物を確認しての購入です。
出品者さんの住所が通勤経路に近く、待ち合わせ場所がR26沿いのファミリーマートとまさに通勤で毎日通る道でした。
仕事帰りの夜間で、ファミリーマートの照明だけの確認なので不安がありましたが結局購入。
出品者さんが軽トラで配達してくれたのが5月14日の22時前頃でした。




※撮影は5月27日
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なかなかカッコいいでしょう。





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黒か黒とシルバーのツートンが欲しかったけど、新車じゃ買えないので選べません。でもこのブルーもキレイ。




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エンジン周りもキレイです。




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サスペンション周りもキレイです。




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オドメーターは驚きの1681㎞。
メーターの巻き戻しは多分無いだろう。
ちなみに僕で3人目のオーナー。2人目のオーナー(ヤフオクの出品者さん)はほとんど乗っていないそうです。




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ヘッドライト周りも




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ラジエター周りも




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エキパイ周りも




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ホイールやブレーキローターやキャリパーも




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タンクの中も




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フロントフォークとフェンダー




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マフラー(サイレンサー)も




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シートの下もとてもキレイで傷はほとんどありませんが・・・




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ガーン




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ホーネットの泣き所のタンクの凹み




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クラッチレバーにも




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ブレーキレバーやグリップにも傷があります




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最初のオーナーが坂道(下り)で転倒したらしくてミラーにも傷が・・・




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グラマラスなホーネットのタンクは魅力的なのですが、そのグラマラスさ故に転倒すると高確率でタンクに傷が付きます。




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まあ機関部はキレイだし




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ボリュームのある車格だし(エンジンにも傷がありますが




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メーター周りもキレイだし




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タイヤもすぐに替える必要はなさそうだし(歴代のオーナーはあまり攻めた走りをしてなかったらしい)





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中々良いと思う




しかし、何故4気筒にこだわる?
2気筒の方がエンジンが小さいし、そんなに回さなくてもトルクが発生して乗りやすいだろうし、多分燃費も良いだろうし、カッコいいカウル(CBRの話ね)だし・・・

早い話、ただ単に「音」です。
排気音です。
バイクに乗っていた若い頃、NSRやTZRやRG-VΓのレーサーレプリカと共に市場に溢れていたCBRやFZRGSX-RやZXRの250ccはみんな4気筒でした。
ネイキッドブームの時にはそれら4気筒エンジンを搭載したモデルが販売されていました。もちろん400ccや750ccも4気筒です。
今じゃ完全に絶滅してしまった2ストローク車と同じく、環境問題のあおりを受けて消滅してしまったバイクも多いです。
近年ではヤマハのSRやセローやホンダのモンキー等のロングセラーモデルの販売が終了してしまいました。

250cc 4気筒バイクが欲しかったのは単なるノスタルジーなのかも。
その独特な甲高い排気音もまたノスタルジーかも知れません。
街中で「フォ――――――――――ン!」という甲高い音と共に走り去るバイクがあればつい見てしまう。
単気筒やアメリカンの「ドッドッドッド」の音も魅力に感じる時がありますが、高回転マルチエンジンの排気音には勝てません。
ましてや「バリバリバリーーーー」の騒音をまき散らして走る「遅いバイク」は最低です。バリバリと聞こえると「早く消えろ!」といつも思います。
やはり「フォ――――――――――ン!」と魂に響く音色は素晴らしい。
(勿論、騒音規制内での音は当たり前ですが)

もう若くないので峠で無茶な走りはやりませんが、音だけでもレーシーな気分を味わいたい。

バイクでも車でも排気音なんて単なる騒音と思われる方も多いと思います。でも「官能的な排気音」と評価されるフェラーリ等のスーパーカーは「良い音がするように」マフラーをチューニングするそうです。
また静かに走るモードと爆音モードの切り替えスイッチがあるとか・・・。

完全な電気自動車の時代になり、ガソリンを使ったエンジンが淘汰される時代がいつか来てしまうかもしれない。
ガソリンや軽油で駆動するレシプロエンジンロータリーエンジンの税金がどんどん上がり、エンジン付きの車やバイクは富裕層の乗り物になる日もいつか来ると思う。

電気自動車に大きなスピーカーを積んで、アクセル開度と回転数に合わせて排気音を流せるようにすれば面白いかも知れない。
「今日は気分が良いからフェラーリのV12サウンドで」とか「今日は静かに走りたいからロールスロイスで」とかね。




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登録が抹消されているのでまだ乗れません




今日(6月1日)、会社を休んで市役所と陸運支局へ行きました。
市役所へ行って住民票を貰い(タダではくれないので300円で買った)、直ぐに陸運支局へ。
天気が良いからバッテリーを交換して絶好調のPCXで行きました。




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窓口でやり方を訪ねると親切に教えてくれました。




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住民票300円。申請用紙代40円。ナンバープレート代580円。
合計920円也。




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ナンバープレートはシュリンクパックされています。




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開けやすいようにミシン目が付いています。




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取り付け用のボルトとナットもくれました。




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僕は車やバイクのナンバーのボルトやナットはステンレス製のキャップボルトに交換しています。もちろん錆対策です。




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これで堂々と乗る事が出来ます。
でも、任意保険に入るまでおあずけです。