たんたぬたっきーの日常

ヤフーブログから引越して来ました

アイスワイン

昨日、コストコアイスワインを買いました。
5月のある週末、顔見知りになったワインの試飲販売をされている女性の方(Tさん)に「アイスワインって知ってます?」と質問されました。
アイスワインについての知識が全く無かった僕の頭に浮かんだのは、どこかのドラッグストアの店頭で見た氷を入れて飲むワインのボトルのラベルでした。
アイスワインとは、とても貴重で入手が難しく、価格も高いワインの事で、木箱に入った物がコストコに入荷するという話でした。
販売日にコストコへ行くとTさんは何故か苦笑いしていました。
手違いがあったらしく、6月の2週目の週末(金~日)にズレたとの事。
僕は毎週末にコストコを覘いているから別に気にしないけどね。

金曜日に仕事が早く終わったから1日早いけどコストコへ行きました。
「Tさん居てるかな?」とワインの売り場へ行きましたが試飲コーナーが撤去されてありませんでした。(平日は試飲の時間が少し短いらしいです)
でも、話に聞いていた木箱に入ったワインが並べられていました。
3種類並べられていましたが、赤のアイスワインのみ残り3箱でした。
まだ在庫が倉庫にあるかも知れないし、試飲をしてない上にTさんの説明も聞いてないから明日にしようか?と悩みました。
でも、赤のアイスワインは希少だとネットで読んだし、何か売り切れてしまう予感があったので残っていた3箱だけ買いました。




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ハハハハハ〜
金曜日に買った赤のアイスワインが3箱で、土曜日に買った白のアイスワインが2種×3箱の合計9箱!




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蓋を開けました。
木箱のパイン(松)が良い香りです。




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同じ白でも微妙に色が違います。
右側の赤は遮光瓶なので色が分かりません。
左から、
WHISTLER RIESLING 2017 375ml 3,288円
WHISTLER VIDAL 2015 200ml 2,198円
WHISTLER PINOTNOIR 2017 200ml 2,398円




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WHISTLER PINOTNOIR 2017 200ml
これが金曜日に残り3箱だった赤のアイスワインです。
土曜日にコストコに行った時にはアイスワインの売り場には2種類のみ並べられていました。
つまり僕が買った3箱が最後でした。元々入荷数が少なかったらしいです。




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輸入業者が表示を義務付けられているラベルです。




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無粋なラベルを剥がしました。
どうやって作られたかの説明書きがあります。




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WHISTLER VIDAL 2015 200ml
白なのですが褐色に色が付いています。




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当然このボトルにも無粋なラベルが・・・。




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これも剥がしてみました。
もう少し小さな剥がしやすいラベルにしてもらいたいです。




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WHISTLER RIESLING 2017 375ml
このボトルのみ375mlです。




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絵と文字が印刷された箇所はすりガラスのようになっていました。




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これも剥がしました。一番剥がしにくかったです。




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キャップ(コルク部分を塞いでいるフィルム状金属)にはカナダの国旗でおなじみのメイプルリーフの絵とVQAの文字があります。




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こちらは金色のメイプルリーフです。




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試飲させてもらった感想はとても甘くて驚きました。
思わず「Tちゃん、これは違う!」と言ってました。
左側の赤は売り切れの為試飲出来ず。




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とても甘いので食事との相性は悪いのかも。
食前、食後酒としてセールスされています。




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一番右は同じ日に買ったカリフォルニアワイン。
大きさの比較ですが分かるでしょうか?




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普通のボトル(この表現でいいのだろうか?)のカリフォルニアワインの内容量は750ml。




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アイスワインは200mlと375mlの2種類。
アイスワインの価格を750mlで換算すると・・・
WHISTLER RIESLING 2017 6,576円
WHISTLER VIDAL 2015 8,243円
WHISTLER PINOTNOIR 2017 8,993円



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ウイスキーの保管に使っているパラフィルム。




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ワインの味が分かるまでか、寒い冬が来るまでは飲まない予定なので揮発を防ぐパラフィルムを巻きました。




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ウイスキーのようにアルコール度数が高くないのでパラフィルムは不要だと思うのだが、とても大量に残っているので巻いてみました。




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後はポリ袋に入れてから段ボール箱に入れて床下へGo!
床下は湿気があるけど1年中温度が安定しているのでアルコールの保管に適しています。




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カビないようにポリ袋に入れてます。
これで夏場の室温で保管するよりほんの僅かでも品質の劣化が防げるかも。
また友人等にプレゼントする場合には、家にあるからすぐに渡す事が出来ます。




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パインの香りがプンプンする木箱には取っ手のロープが取り付けられています。
これは良いアイデアで持ちやすいです。




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カナダをイメージする代名詞的なメイプルリーフのマーク。





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試飲コーナーのテーブルに置かれていた販促チラシ。




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とても手間がかかり、生産と品質に気象条件が大きく左右するリスキーなワインであるとの説明が書かれています。


アイスワインの発祥地はドイツらしいですが、現在はカナダが最大の生産国だそうです。
また「ICEWINE」と名乗れるのはドイツ、カナダ、オーストリアの3か国でのみ作られた製品だけです。
収穫したブドウを凍らせて作る方法もあるらしいですが、-8℃以下で凍ったブドウを収穫してからすぐに絞って作るのがちゃんとしたアイスワインの製造法で、「VQA」(カナダのワイン製造業者の組合みたいなもの?)がその品質を保証しているそうです。
VQAの組合員同士が監視しているらしく、-8℃に達していないのに収穫してたりするとチクられるそうです。おもしろい~

砂糖や甘味料なんか一切使っていないブドウのみのとても甘いアイスワイン
200年前から変わらないその前近代的な製造方法が品質を保証するなんて興味深い。(アイスワインやその類似製品は多くの種類があるらしいので、興味のある方はネットを彷徨って下さい)

アイスワインを飲む前に、普通のワインの味を解るようになりたい