10月03日 日曜日の夜から始まった和歌山市北部(紀の川以北の地域 約6万戸、13万人)の断水。
和歌山市北部地域の水道水は、和歌山市加納浄水場(紀の川以南)から紀の川を渡る水管橋のΦ900の水管2本で供給されていた。
次女をたまに学校に送る時、紀の川の堤防道路から見えるカモメや黒い大きな鳥が沢山留まっていた橋、それが今回大騒動になった「六十谷水管橋」である。
10月03日の夕方に中央部が崩落して2本の水管は無惨にも破壊されてしまった😱
加納浄水場から送られた水道水が各地の貯水池(ポンプ場)に溜まっていて、それが無くなると断水になるとSNSで騒いでいたらしい。
会社の同僚がLINEで教えてくれたが、モンスターで串本まで走ってからアルコールを沢山呑んで爆睡していた😅
六十谷浄水場があるから大丈夫だと思っていたが、六十谷浄水場は工業用水専用だった😱
4日の月曜日は会社を休んで母親と義母の家に生活用水20ℓが入ったポリタンクと簡易トイレの袋を10枚持って行った。
我が家は結婚した時からペットボトルの飲料水と20ℓのポリタンクで生活用水を備蓄していて、マイホームを建てたら井戸を掘るつもりだったが予算の関係もあり忘れていた😑
地震が発生する度に「あ〜井戸掘らな❗️」と思うがすぐに忘れてしまう。
2つのベランダストッカーに20ℓのポリタンクを6個、120ℓ分の生活用水を備蓄してるから油断してたのも事実。
近くの店のペットボトルの水は全て売り切れ❗️
我が家のペットボトルの飲料水は確保していたが、母親と義母の分と割り箸やウェットティッシュ等を買いに色々回ったがやっぱり売り切れ❗️
コストコまで行けばあるだろうと和泉倉庫店にクルマを走らせた。
コストコは月曜日の午前中なのにめちゃ人が多かった😥
一部のペットボトルの水は売り切れていた。
とりあえず確保してから帰りにダイソーや業務スーパーで買い物してから母親と義母の家へ色々届けた。
銭湯やコインランドリーは激混み😱
月曜日は仕事を休んだが、部品が入って来ない関係でまたまた火曜日と木曜日が休みになった😊
各日に風呂に入って我慢したし、水洗トイレも流す水に余裕が無いから備蓄していた簡易トイレを使って急場を凌いだ。
今回崩落した水管橋の点検は、なんと近くにかかっている六十谷橋から職員が目視でのみ確認していたらしい😩
双眼鏡なんか使っていない。
だから、上部から吊っている鋼材が錆びて破損している事を見逃した(と言うか見て無かった)んやろな。
9日の8時30分には断水も解消されるとアナウンスされていたが、最初は勢い良く出た水も次第にチョロチョロになりすぐに止めた。
濁り水でエコキュートが壊れたら最悪だから9日も風呂は使えなかった😑
今回の断水から学ぶ事は多かった。
南海東南海地震の予行演習だとネットに書き込んだ人もいるが、被害は比じゃ無いと思う。
断水した地域からクルマを走らせればすぐに断水していない地域に着き、非常に混んだがそこで銭湯に入れてコインランドリーも使えた。
お金を出せば食べたり飲んだりも何不自由無く出来た。
家に帰れば水道が使えないだけで電気やガスは普通に供給されていた。
これがもし、地震、それも大地震や巨大地震が発生したらと考えるとゾッとする😱
今回給水車を派遣してくれた府県も同様に被災する事だろうし、水道も電気もガスも止まり、道路が寸断されて物流も止まるかも知れない。
そうなれば陸の孤島になり被害は甚大で計り知れない。
電気、水道、ガスの順番に復旧するらしいが、被災地があまりに広いと一体何ヶ月かかるのだろうか❓
道路が寸断されると自由にクルマで行動する事が出来ないし、物流が止まれば店舗から瞬時に水や食料や生活に必要な品が無くなる。
大きめの地震や台風で停電や断水した時に、店舗の商品の棚が空っぽになった映像をTVニュースで見た事は多い。
自分が住む地域だけでは無く、かなり範囲が広い「スーパー広域災害」に備えないといけない。
やっぱり水が一番大事やろな。
電気が止まればポンプも止まるから浄水場からの水道水も止まる。
日本国内、至る所で老朽化して傷んだインフラ。
目で見える橋や道路はそれなりに整備されているが、地中に埋まっている水道管(ガス管も)は取り替える事が困難だ。
先日の東京と埼玉の震度5の地震で地中の水道管が破損して水道水が噴き出していた。
破損箇所が多く発生すれば断水は何ヶ月も続く筈。
市の職員も、インフラを復旧させる工事関係者もみんな被災しているし、道路が寸断されていれば復旧は非常に遅れる。
自分達で出来る対策はただ一つ、「備える」事だけだろう。
10月04日 9時43分撮影。
まだ水が大量に噴き出していた。
月曜日から近隣の府県からも給水車が沢山来てくれた🤗
仮設トイレを設置したり、援助してくれたペットボトルの水を配ったりしてるが生活用水が全く駄目😱
しかし、断水地域以外の人達の暖かい助けで精神的に助かったと思う。
給水車に書かれた大阪や神戸や奈良や愛媛の府県名に和歌山県内からは那智勝浦と書かれた給水車も来ていた😊
非常に嬉しかった☺️
我が家は生活用水を備蓄していたので給水車のお世話にはならなかったが、もし断水があと1週間長引けばお世話になったはず。
一気に人が押し寄せても嫌な顔ひとつせず対応してくれた銭湯の人達。
和歌山市北部の窮状を聞いて様々なお店や施設が助けてくれた。
地震や台風の自然災害が多い(今回の断水は人災❗️)日本だから、自然と助け合う文化になっているんやろな。
7時01分撮影。
気温は約23℃。
走り始めの1キロ地点のタイムは約4分31秒。
今回は最初からしんどくてペースが落ちるのが早かった😥
やっぱり断水の疲れがあったのか❓
やっぱり結果は良く無かったな😓
今、このブログを書いてる時間は10日の午前2時34分。
もう水道は普通に使えると思う。
ただ、水質検査するまでは飲料に使わないでくれとアナウンスされていた。
でも、蛇口を開ければ水が「普通」に出るのは嬉しい。
この「普通」が「普通じゃない」非日常が来るのはいつか誰にも分からない😵
「普通」の日常が続く限り走ろう❗️