たんたぬたっきーの日常

ヤフーブログから引越して来ました

食料備蓄の必要性

昨日(6月8日土曜日)、16:09頃から和歌山で地震が続きました
 
20:47頃までに7回の地震があり、M2.0~M4.0と結構揺れました
 
1日(しかも4時間以内)で7回も体に感じる地震は初めて(僕は多分そう)だと思います。
南海トラフ巨大地震との関係は無いらしいが、とても不気味です
 
 
 
 
 
※以下は途中まで書いて放置していた文章です。
3月19日の毎日新聞朝刊の1面トップに載った記事に驚いた。
 
南海トラフ地震の被害想定が公表されたのだが、被害額は何と最大計
220兆円
で近年のGDPの半分近く、国家予算の2倍超
 
直接的な被害だけでも東日本大震災の10倍の169.5兆円
ピーク時の断水被害人口3,440万人。停電2,710万件。避難者950万人。
被災する可能性があるのは6,800万人!
つまり日本に住む人の半数以上が被災する可能性があるって事です。
 
太平洋側沿岸の県で全世帯の約9割が停電、断水し、都市ガスも電話も(携帯も固定電話も)使えなくなります。
つまりライフラインはズタズタになります。
 
しかし、耐震化率を現在の79%から100%する等、防災対策を進めると被害額は半減するそうです。
 
それに、南海トラフ地震の発生頻度は1,000年に1度かそれ以下の低い頻度なので、そんなに気にしなくてもよいのかも。
 
 
と、途中まで書いて保存していた文章が復活する出来事がありました。
 
 
5月29日の毎日新聞朝刊一面に載った記事です。
 
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超広域災害が予想され、避難所で収容できる人数を遥かに上回る被災者が発生する可能性が高いから、避難所を利用する人を選別して対処しようという考えです。
 
 
 
 
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超広域災害になると、隣町も当然の如く被災しており、救援がすぐに来るとは思えない。
店頭からは食料品や医薬品、ポリタンクやブルーシート、乾電池等が一瞬にして売り切れてしまい「お金があっても買えない」状態が数日~数週間続くと予想されます。
 
 
 
 
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南海と東南海地震が同時発生する可能性(全く同じ時間じゃなくても、数日のズレで発生する可能性もあるらしい)があるのでとても恐ろしい
人口が増え、コンクリートの構造物が多い現在は、文献に残っているような
昔とは比較にならない被害が発生すると思われます。
 
 
 
 
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巨大地震を予測するのは困難なので、「減災」への取り組みが重要になっています。
 
 
 
 
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2011年3月11日の教訓は生かさなければならない。
でも、人々の記憶から薄れ始めているのではなかろうか?
 
 
 
 
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みんな食べる方ばかり重視しますが、非常用のトイレは重要です。
不衛生になると不快ばかりで無く、伝染病が発生する原因にもなります。
 
 
 
 
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これは昨年の12月30日に玄関ドア近くの牛乳箱の上に置かれていた袋です。
 
 
 
 
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最初、牛乳屋さんが何か置いていったのかと思っていました。
 
 
 
 
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自治会からのプレゼントらしい。
 
 
 
 
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賞味期限が近づいて来たので、備蓄倉庫の商品の入れ替えをした時の古い備蓄食料だと思います。
 
しかし、我が家は家族4人。
災害時、自治会から支給される食料はたったこれだけ?
それとも、今回賞味期限を迎えるのはこれだけなのかも知れない。
 
以前、何かの記事で読んだ事があるけど、和歌山のある地区の備蓄倉庫を見た人が備蓄品のあまりの少なさにびっくりしたそうです。
備蓄倉庫に保管している食料や毛布の数量と、その備蓄倉庫のお世話になる人数が全く合っていないらしい・・・
 
 
 
 
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我が家は以前から、超長期保存が可能な非常食を買い揃えて備蓄しています。
マウンテンハウス社のこの製品は、チキンシチュウとクラッカーのセットで60食分あります。家族4人で5日分です。
(実際は4人家族で3日分ぐらいだと思う)
 
保存料等、合成添加物が一切使われてないのが安心です。
賞味期限は25年。(20℃以下の室内で保存した場合の賞味期限と謳われていますが、実際はそこまでシビアに考えなくても良いと思う)
 
 
 
 
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これはチキンシチュウのみのセットです。
 
 
 
 
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これは古い商品で、同じくマウンテンハウス社の製品です。
チキンシチュウとクラッカー以外は現在、日本国内での入手は不可能です。
BSE問題で牛肉を使った製品の輸入が禁止になってからしばらくして廃番になってしまいました。
これも60食分あります。
 
 
 
 
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これは以前紹介した2&1/2(ツーアンドハーフ)の小さい缶です。
15食分あります。
これはチキンシチュウ以外は現在廃番になって入手不可能です。
クラッカーは現在入手可能な商品と異なり、缶の内側ピッタリと入っていて全くスペースに無駄がありません。
 
マウンテンハウス社の製品はどれも味は良い方だと思います。
クラッカーは好みが別れる味ですが(僕は好きな味です)シチュウ類に浸けて食べると良いです。
 
 
 
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これは現在手元にありませんがアルパインエア社の製品です。
マウンテンハウス社の製品は「調理済みの料理をフリーズドライ加工」しておりますが、アルパインエア社の製品は「個別にフリーズドライ加工された食材を混ぜ合わせて」作られています。
 
缶のラベルをみるととても美味そうに見えますが・・・
機会があれば以前試食した時の画像と共に紹介します。
 
 
 
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これも現在手元にありません。
縦長でマウンテンハウス社の#10缶と2&1/2缶の中間ぐらいの大きさです。
一番美味そうな「ハム入りトマトソースビーンズ」以外試食しましたが・・・
 
 
この手の超長期保存が可能な商品は初期投資が結構高いです。
長期間保存が可能なので、災害が無ければ年々ランニングコストが下がって行くので長い目で見ると結局安上がりになります。
 
しかし、試食してから購入出来ない事が最大の欠点かも知れません。
缶を開けると保存期限が半永久的(賞味期限25年)から一週間になってしまいます。
 
自分や家族の好みに合った食品を揃えるのはとても大事です。
被災時、不味い食事を続けるのは辛さが増します。
 
 
 
 
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洋風とり雑炊と洋風エビ雑炊です。
これはマウンテンハウス社の製品です。
右のエビ雑炊の缶が大きく見えますが、実際は同じ大きさです。
2&1/2の缶にディスク状に圧縮された雑炊(リゾット)が6枚隙間無く入っています。
圧縮されたディスクがとても固いので復元するのに時間がかかりますが、味は良いです。
 
 
 
 
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左の#10缶と同じ食数分入っています。
スペースセーバーと呼ばれるラインナップで、現在は雑炊シリーズしかありません。
家庭で備蓄するには出来るだけコンパクトな方が良いです。
 
ちなみに左側の#10缶の大きさは、リッツの保存缶(大)よりまだ大きいです。
非常時に持って逃げる大きさではありません。
 
 
非常食って言っても上記のような特殊な部類に入る食品を買い揃える必要は全くありません。
調理に大量の水と燃料が必要になるのが最大の欠点ですが、米や乾麺は優れた非常食になります。
パックご飯とレトルト食品の組み合わせも良いですし、カップラーメンや缶詰も安価で備蓄に向いています。
 
ただ、賞味期限がそんなに長く無いので(半年~3年ぐらい)定期的な入れ替えを徹底しないと駄目にしてしまいます。
少し多い目に買い増しして、普段の料理で消費しながら減った分を買い足して行くのが一番良い方法だと思います。
当然、先入れ先出しが大事で古いものから使っていくのが原則です。
 
 
 
 
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これは次女が小学校からもらってきたコピーです。
僕が見た記事と同じです。
これを見て一体何人の人(家族)が備蓄を始めるのだろうか?
 
今までは3日分の備蓄を勧めていた行政が、7日分と変更したのはそれだけ大きな理由があります。