今から9年前、友人が「古物商の許可を持っている」と言っていた。
「警察へ届けるだけなのですぐ取れる」とも言っていた。
その頃僕は、長年勤めていた会社を退職してデイトレーダーに挑戦。
しばらくは順調だったが、GW明けのカネボウ株の大幅下落でダメージを負い勢いを無くしてしまっていた。
トレードと同時進行で、ヤフーオークションを利用して色々な物を売りまくった。(ほとんど家にある物だったが・・・)
家に売る物が無くなってからは、オークションで仕入れた物を一部加工して転売等していたが、これだけで生活できるはずも無く、全財産が175,000円になってからやっと就職できた。(その後引き落としされて102,168円になっていた。あと1週間でアパート代の引き落としを含めて口座がマイナスになる所だった)
世の中には、多額の借金を背負って・・・完済して大成功する人もいれば、自己破産する人もいるし、悲しくも命を絶つ人もいる・・・。
20代前半の一人暮らしをしていた頃は、口座の残高がマイナスになって銀行の自動貸付の世話になった事もありますが、その時は会社勤めをしていたので全く不安になる事なく普通に過ごせませたが、無職の時は(専業主婦の嫁さんと5歳と1歳の娘と共に賃貸アパートに住んでいた)「この先どうなるのだろう?」と考えながら就活していました。
会社からの給料以外にも何か収入が欲しいと考えていました。
古物商の許可で本格的に商売をする気は全くありませんが、一度許可を得ると更新等の必要無く生涯使えるので申請しました。
無許可で商売すると、バレると結構キツイ罰則があります。
これは市役所で発行した「身分証明書」です。
これも市役所で発行した住民票です。
「登記されていないことの証明書」は市役所の「身分証明書」と重複しますが、後見登録制度が平成12年4月1日以降に施行された為に両方必要です。これは法務局にて発行してもらえます。
これは、警察署でもらった許可申請書です。
住所や氏名や何を取り扱うか等々を記入します。
これはインターネットを利用する人が届け出る用紙。(自分でホームページを開設して商売する人のみ。オークションに参加するだけだと不要)
今までの職歴も必要です。
誓約書です。
誓約書は「個人用」「管理用」の2部必要です。
この他に手数料の19,000円の県証紙と共にイザ自宅を管轄している警察署へ。
雑談を交えながら申請を済ませましたが、一応自宅が拠点になる(店舗を持たない)ので登記簿の写しが必要だと・・・(申請用紙を取りに行った時に言ってくれたらよかったのに・・・)
HP等では申請してから許可が下りるまで40日と書いてあったが、対応してくれた方は「2ヶ月かかる」と言っていました。
僕の家周辺へ警察官が聞き込みに行くとも言っていました。
3月15日に申請して、4月9日に警察署から「許可が下りている」という電話があった。
「2ヶ月かかる」どころか25日で許可が下りてしまった
非常に安っぽい(実際安いんだろうな)作りです。
こんな手引きもくれました。
色々とややこしい事が書かれています。
自宅に警察官が立ち入り検査する場合もあるそうです。
半年間無活動の場合、許可を取り消されるらしいので注意が必要です。