以前から是非作ってみたいと思っていた「数の子の燻製」。
タラコや明太子の燻製は何度か作った事がありますが、数の子の燻製は初めてです。
1月3日。
数の子の燻製です。
全体にほんの少し小さくなっています。
チップはブレンドを使い、熱燻(80℃~140℃)で仕上げました。
生協の数の子を使った贅沢仕様です。
普通に食べる数の子とは別物になりました。
表面が乾燥してとても歯ごたえが良いです。
でも中は半生状態なので、干し数の子よりは柔らかいです。
千切って小さくしておかないと、一瞬にして無くなってしまう
塩蔵した数の子を塩抜きして食べる普通の食べ方より歯ごたえが増して味がかなり濃厚になりました。
これはとても「美味い」。
「正月から焼き茄子?」
大晦日に買った生タラコです。
冷蔵保存していましたが、少し匂いが気になったので塩と日本酒に1日漬けて置いたものを燻製にしました。
食あたりが怖いので身の中心まで火を通しています。
煙で燻しながら焼き上げたような感じなので見た目はとても悪いですが味は良いです。
1月4日。
前日作った数の子の燻製がとても美味かったので、今日は多く作りました。
今回は温燻(30℃~80℃)で仕上げようとブレンドのスモークウッドを使用。
温燻は熱燻みたいに温度が上がらないので生の数の子の表面に色が付いた程度です。
熱燻の方が歯ごたえがあって好みだったので、この後サクラのチップに替えて熱燻にて仕上げました。
これはもう高級珍味です。
表面は結構堅くなっているのに中は生の数の子に近い食感。
齧ると燻製独特の香りの後に、生の数の子より数倍濃厚な味と香りが口の中に広がります。
ビールにも焼酎にも日本酒にも合います。
お茶漬けにも合うはず。